言葉を、光と音に変える。

モールス信号は、たった2つの記号、短い点「.」と長い線「-」だけで、あらゆる言葉を伝えることができる、人類最初のデジタル通信です。あなたの言葉を、今すぐモールス信号に変換してみましょう。

今すぐ変換を試す
Antique Telegraph Key and Lamp
-.-. --- -.. . -.-. --- -.. .
変換モード:

⚠️ 和文と欧文を混同して入力すると誤変換の原因となります。必ず適切なモードを選択してください。

文字数: 0 文字 推定送信時間: 0秒
SIGNAL LAMP
・ - ・ -
600 Hz
15 WPM
⚠️ 点滅演出について: フラッシュ光に敏感な方はご注意ください。

※ダウンロードしたHTMLファイルはスマートフォンやPCで開くだけで、ブラウザ上で光と音のモールス再生が体験できます。

- . -..- - -.. . -.-. --- -.. . .-.

モールス信号から文字に復元

変換モード:

⚠️ 和文と欧文を混同して入力すると誤変換の原因となります。必ず適切なモードを選択してください。

復元テキスト結果

自分で電鍵を打ってみる(打鍵モード)

下のキーを短く押すと「・」、長く押すと「-」を送信できます。スペースキーでも操作可能です(この打鍵モードが画面内に見えているときのみ有効)。少し間を空けると1文字の区切り、さらに長く間を空けると単語の区切りとして自動認識されます。
※タップしづらい場合は、上の「変換ツール」欄にあるWPM(速度)スライダーを遅めに設定すると打ちやすくなります。

変換モード:
SIGNAL LAMP

送信中の符号

復元テキスト(あなたが打った文字)

⚠️ 光の点滅を含む機能です。フラッシュ光に敏感な方は上部の「点滅を弱める」設定もご利用ください。

🎧 モールスリスニングクイズ

音がどの文字を表しているか当ててみましょう!

... --- ... ... --- ...

使い方ガイド

01

1. 文字を入力する

画面上部の入力欄に文字を入力します。日本語(ひらがな・カタカナ)は「和文モード」、英数字は「欧文モード」を選択してください。

02

2. 再生してみる

「▶ 再生」ボタンを押すと音声が流れ、中央の真鍮ランプが符号のリズムに合わせて発光します。速度(WPM)や音の高さも自在に変更できます。

03

3. 音声を保存する

「音声ファイルをダウンロード」を押すと、オフライン生成されたWAVファイルが保存され、標準の音楽プレイヤー等で再生できます。

04

4. 音と光のHTMLを共有

「音と光のファイルをダウンロード」を押すと、ブラウザで開くだけで電鍵ランプのアニメーションと音が再生できる完全自己完結型HTMLが出力されます。

モールス信号とは/なぜ今もモールス信号なのか

モールス信号とは

モールス信号とは、文字や数字を「短点(トン/・)」と「長点(ツー/-)」の2種類の信号の組み合わせで表す符号体系です。1837年頃、サミュエル・モールスとアルフレッド・ヴェイルによって考案され、電気を使って離れた場所へ瞬時に文字を送る「電信(テレグラフ)」を実現するために生まれた世界最古のデジタル通信方式です。

なぜ今もモールス信号なのか(今も学ぶ意味)

モールス信号の最大の特徴は、「音」「光」「振動」などオン・オフの2値さえ表現できればどんな媒体でも伝達できる普遍性にあります。停電や機材が壊れた極限状況でも、人の耳と目さえあれば通信が成立します。この単純さゆえに、国際遭難信号「SOS(・・・---・・・)」として今なお愛用され続けています。

符号の長さとリズムのルール(PARIS方式)

モールス符号はすべて、「短点(トン)」「長点(ツー)」の長さと、その間の空白の長さの比率だけで成り立っています。国際基準では、長点は短点3つ分の長さ、同じ文字内の符号どうしの間隔は短点1つ分、文字と文字の間隔は短点3つ分、単語と単語の間隔は短点7つ分と定められており、この比率さえ保たれていれば、送信速度を変えても符号の意味は変わりません。上の変換ツールにある「送信速度(WPM)」のスライダーは、まさにこの基準時間の長さを調整するものです。ちなみに1分間あたりの速度(WPM=Words Per Minute)は、5文字ぶんの長さを持つ単語「PARIS」1つの送信にかかる時間を基準単位とする「PARIS方式」という国際的な計算方法で求められています。

Telegraph Operator Illustration

モールス信号の歴史タイムライン

1837-38年

電信機と符号の原型開発

サミュエル・モールスとアルフレッド・ヴェイルが電信機とモールス符号の原型を開発。

1844年

世界初の公式電信メッセージ

ワシントンD.C.とボルチモア間で「What hath God wrought(神の成し給いしこと)」が送信される。

1865年

国際モールス符号の標準化

国際電信連合(現ITU)が発足し、国際標準規格として欧文モールス符号が統一される。

1899年

和文モールス符号の整備

日本でも1854年の黒船来航以降、電信技術の導入が進められ、1899年には逓信省によってカタカナに対応した和文モールス符号体系が正式に制定されました。英語アルファベットにはない仮名文字を符号化するため、欧文とは異なる独自の組み合わせ規則が考案されています。

1912年

タイタニック号とSOS

遭難時にモールス信号「SOS」で救助が要請され、無線の重要性が世界的に定着。

Titanic Radio Room
1999年

商用モールス通信の正式終了

衛星通信を用いた新しい遭難救助システム「GMDSS(世界海上遭難安全システム)」の全面導入により、船舶におけるモールス信号の常時聴取義務が正式に廃止。約160年続いた商用モールス通信の時代に、公式な区切りがつけられました。

現在

文化・学習・アマチュア無線で継承

商用通信の第一線からは退いたが、非常時バックアップや趣味・学びの場として今も生き続ける。

モールス符号早見表

■ 和文モールス符号 (基本50音)

--・--
・-
・・-
-・---
・-・・・
・-・・
-・-・・
・・・-
-・--
----
-・-・-
--・-・
---・-
・---・
---・
-・
・・-・
・--・
・-・--
・・-・・
・-・
-・-・
・・・・
--・-
・・--
-・・・
--・・-
--・・
-・・
-・・-
・・-・-
-・・・-
-・・-・
・--
-・・--
--
・・・
--・
-・--・
---
・-・-
-・-
・-・・-
・---
・--・・
・-・-・
゛(濁点)
・・
゜(半濁点)
・・--・
ー(長音)
・--・-

■ 数字 (和文・欧文共通)

0
-----
1
・----
2
・・---
3
・・・--
4
・・・・-
5
・・・・・
6
-・・・・
7
--・・・
8
---・・
9
----・

■ 欧文モールス符号 (A-Z, 数字)

A
・-
B
-・・・
C
-・-・
D
-・・
E
F
・・-・
G
--・
H
・・・・
I
・・
J
・---
K
-・-
L
・-・・
M
--
N
-・
O
---
P
・--・
Q
--・-
R
・-・
S
・・・
T
U
・・-
V
・・・-
W
・--
X
-・・-
Y
-・--
Z
--・・
0
-----
1
・----
2
・・---
3
・・・--
4
・・・・-
5
・・・・・
6
-・・・・
7
--・・・
8
---・・
9
----・

よくある質問 (FAQ)

Q. 和文モードと欧文モードは何が違うのですか?
A. 和文モードは日本語のかな文字専用、欧文モードはアルファベット・数字専用の符号体系です。世界的に使われているのは欧文(国際モールス符号)で、和文は日本国内で使われてきた独自の体系です。
Q. ダウンロードした音声・HTMLファイルはどこで使えますか?
A. WAVファイルはスマホやPCの各種音楽再生アプリで動きます。HTMLファイルはブラウザ(Chrome, Safari等)で開くだけで、音と光のインタラクティブ再生が体験できます。
Q. 本当の無線通信でこの変換結果を使えますか?
A. 本サイトは学習・体験を目的としたツールであり、実際の無線通信や緊急通報の代替として使用することは想定していません。
Q. 現在はどのような場所でモールス信号が使われているのですか?本当に必要なのですか?
A. 商用や軍用の主流からは外れましたが、現在でも「アマチュア無線」の世界(特にCWと呼ばれる交信形式)で非常に活発に使われています。また、第一級・第二級アマチュア無線技士といった国家資格の試験でもモールス符号の知識が求められます。極めてシンプルな設備と弱い電波でも遠くまで届くため、災害時の非常用通信や極限状態でのバックアップ手段としても今なお重要な役割を持っています。
Q. 実際にモールス信号を試してみたいのですが、どのような器械(電鍵)を使えばいいですか?
A. モールス信号を送信する器具は「電鍵(でんけん)」や「キー」と呼ばれ、主に以下の2つのタイプがあります。

1. 縦振り電鍵(ストレートキー): つまみを上から下に叩く伝統的なタイプ。打つ人のリズムや個性がそのまま反映されます。
2. パドル(横振り電鍵): 左右に動かすレバーがあり、左で短点(トン)、右で長点(ツー)を自動で生成するタイプ。高速で正確な通信に向いています。

当サイトでも電鍵の動きを再現していますが、実際に触ってみたい方は家電量販店やオンラインストアで販売されている練習用キーや実機を探してみるのがおすすめです。
電鍵の種類(縦振り電鍵とパドル)
【電鍵の比較】左:伝統的な縦振り電鍵(ストレートキー)/ 右:高速通信用のパドル(横振り電鍵)
Q. モールス信号を効率よく覚えるコツはありますか?
A. 文字と符号を1つずつ暗記するより、「音のリズム」として体で覚える方法が効果的だと言われています。よく使う文字から優先的に覚えるのもコツの一つで、欧文ならE(・)やT(-)のような1符号の文字、和文ならイ(・-)やロ(・-・-)のような短い符号から始めると、早い段階から実際の文章を打てるようになります。上部の変換ツールで送信速度(WPM)を遅めに設定し、繰り返し「音」を聞きながら練習するのがおすすめです。
Q. 和文モールスと欧文モールス、どちらを先に覚えるべきですか?
A. 目的によって異なります。世界共通で使われているのは欧文(国際モールス符号)のため、アマチュア無線の資格取得や海外との交信を目指す場合は欧文から学ぶのが一般的です。一方、和文モールスは日本国内で独自に発展してきた通信文化であり、日本語のリズムに親しみやすいという特徴があります。どちらも「短点・長点・間隔」という基本ルールは共通しているため、片方を覚えるともう片方の習得もスムーズになります。