この店を作りながら「後回しにしても誰も困らなさそうだけど、実は放置すると地味に印象を悪くする」という細部にいくつも出会いました。今回はその中でも代表格の3つ、favicon・404ページ・コピーライトの年表記についてまとめて書いておきます。派手さはゼロですが、どれもサイトの「作り込まれてる感」を静かに左右する部分だと思っています。
favicon — タブが10個開いてると、これしか頼りにならない
ブラウザのタブに出てるあの小さいアイコン、favicon。正直、サイトを作り始めた頃は完全に後回しにしていました。でも今は、これに地味に一番時間をかけてる説すらあります。
タブを10個くらい開いてる状態だと、タイトル文字なんてほぼ見えなくて、faviconの見た目だけが頼りになります。自分も普段タブを開きすぎて、目的のタブを探すときに結局アイコンの形と色だけで判断してることに気づいてから、これはちゃんと考えなきゃまずいと思うようになりました。
- ブラウザのタブ
- ブックマークバー・お気に入り一覧
- 検索結果やSNSのプレビュー
どこも小さいサイズでしか表示されないので、細部を削ぎ落としたシンプルな意匠にする必要があります。あとこれは完全に主観ですが、faviconが未設定だったりデフォルトのままのサイトを見ると、なんとなく「作り込まれてないな」という印象を受けてしまいます。自分がそう感じる以上、他の人もきっと同じように感じてるはずだと思って、この店の道具は全部ちゃんとfaviconを設定するようにしています。
小さいパーツですが、サイト全体の完成度を語ってしまう部分だと思っています。現在は、無料で作れるサイトも沢山あるので、もし設定していない方は、是非この機会に作って設定してみましょう。
404ページ — 迷い込んだ人を連れ戻せるかどうか
存在しないURLにアクセスしたときに出る404ページも、後回しにされがちな部分の代表格だと思うんですが、これが地味に大事だと最近実感しています。真っ白な画面に「404」とだけ表示されて終わり、というページ、自分も他所のサイトで何度か踏んだことがあるんですが、あれをやられると普通にそのサイトから離脱します。
- TOPページへのリンク
- 道具一覧へのリンク
- 「探しているページが見つかりません」の一言
これを置いておくだけで、迷い込んだ人を連れ戻せます。やらない理由がありません。
ちなみに、こちらのサイトでは、404ページにもきちんとわかりやすく、押しやすいメニューを配置して、迷い込んでしまったページからの誘導をこんな感じで行っています。
あと404が多く出てる状況って、サイトのどこかでリンクが切れてるサインでもあります。アクセス解析で404の発生を定期的にチェックするのは、実はサイトの健康診断みたいなものです。せっかくなら404ページも他のページと同じ世界観に揃えておきたくて、この店のエラーページもちゃんと「らしさ」を出すようにしています。エラーで来た人に「作り込まれてないな」と思われるのは、なんかちょっと悲しいので…。
コピーライトの年表記 — 手作業では絶対に更新しないと決めた
フッターによくある「© 2026 サイト名」というやつ、これ地味に年をまたぐたびに更新し忘れる代表選手だと思います。自分も過去に他所のサイトで年が3つくらい古いままの表記を見かけて、「あ、これ更新止まってるサイトかも」と一瞬警戒したことがあります。年が変わっても前年の表記のままだと、なんとなく放置されてる印象を与えてしまいます。小さい表記ですが、サイトが「今も生きてる」ことを伝える要素の1つだと思っていて、だからこそ自分のサイトでは絶対に手作業では更新しないと決めています。というのも、絶対忘れる自信があるからです。
© <?php echo date('Y'); ?> AKANEKOZA
このサイトはPHPを使用しているので、PHPのdate()関数で現在の年を自動取得させておけば、この更新作業自体を忘れる心配がなくなります。
favicon、404ページ、コピーライトの年表記。3つとも単体では誰も褒めてくれない細部です。それでも、地味な部分ほど気合いで覚えておくんじゃなくて、仕組みで解決しておくのが正解だと、こういう細部の積み重ねから学んだ気がします。
