ボタンに書く一言、いわゆる「マイクロコピー」って、機能とは関係ない飾りだと思われがちなんですが、これが地味に使い心地を左右します。自分は正直、コードを書くより文言を決める方に時間がかかることがあります。
「送信」にするか「送る」にするか。たったこれだけの違いで、押す側の心理的なハードルが変わる気がしていて、毎回ボタン1つに数分悩んだりします。傍から見たら不毛かもしれませんが、どっちが正解というより、サイト全体のトーンに合ってるかどうかが大事だと思っているので、まあ許してください。
| 雑な文言 | 言い換え |
|---|---|
| 入力エラー | メールアドレスの形式が正しくありません |
| 送信 | 送る |
| キャンセル | やめる |
エラーメッセージも同じで、「入力エラー」とだけ出されるより「メールアドレスの形式が正しくありません」と言われた方が、次に何をすればいいか一発で分かります。エラーのときこそ言葉選びが効いてくる、というのは自分がユーザー側で何度もイラッとした経験から来ています。
文言に迷ったら、実際に声に出して読んでみるのが自分なりのチェック方法です。声に出して変な表現は、大抵読んでる人にとっても引っかかります。
ちなみに1人で「送る」「送信」「送信する」とブツブツ言いながら画面を見てる姿は、家族に見られるとちょっと恥ずかしいです。
「空っぽの画面」にも一言添える
検索結果が0件だったり、まだ何も入力されていない状態の画面も、地味に軽視しがちな部分です。ただ空白のまま放置すると、利用者は「壊れてるのか、単に何もないだけなのか」を一瞬迷います。「該当する道具が見つかりませんでした」の一言があるだけで、この店のツール一覧の検索機能も、これがない状態とある状態を両方試してみて、差をはっきり感じました。空っぽの状態にこそ、実は言葉を足す価値があります。
