JOURNAL

サイトの多言語対応、機械翻訳と手動翻訳の使い分け

モールス信号変換ツールみたいに、一部の道具は日本語・英語の切り替えに対応しています。全部手動で翻訳するのはさすがに現実的じゃないんですが、かといって機械翻訳に丸投げすると変な文章になることもあって、この辺の使い分けについて書いてみます。

見出しやボタンのラベルみたいな、目に触れる頻度が高くて誤解されると困る文言は、機械翻訳の結果をそのまま使わず必ず自分の目で確認して調整しています。1回、機械翻訳をそのまま貼ったら明らかに不自然な英語になっていて、海外の知人に指摘されて赤面したことがあります。

それ以来ここだけは絶対サボらないようにしています。

文言の種類やり方
見出し・ボタンのラベル必ず自分の目で確認・調整
長い説明文機械翻訳で土台を作り、手直し
技術用語・独自の言い回し個別に確認

長い説明文は、ゼロから外国語で書き起こすのはさすがに時間がかかりすぎるので、まず機械翻訳で土台を作って、そこから不自然な部分を手直しする、という進め方をしています。技術用語やそのツール特有の言い回しは機械翻訳が特に苦手なので、そこだけは個別に確認する。

「なんとなく伝わればいい」じゃなくて「正確に伝わる」を目指したい部分では、面倒でも人の手を惜しまないようにしています。

機械翻訳が苦手なのは「省略」

個人的に機械翻訳が一番苦手だと感じるのは、日本語特有の主語の省略やUI文言のような短い断片です。「送信する」のような短い動詞だけの文言は、文脈がないと機械翻訳側も何を送信するのか判断できず、不自然な訳や意味が変わってしまう訳になりがちです。逆に、前後の文脈がしっかりある長めの説明文は、今の機械翻訳でも精度が高く、まず土台として使う分には十分実用的だと感じています。短い文言ほど人の目でのチェックが必要、というのが今のところの実感です。